「出来る人」を目指すと辛くなる
先日、私の師匠のオンライン英語セミナーにて「みなさんは、なぜ英語を学んでいるんでしょうか?」という問いかけがありました。理由は色々でした。
「英語話す人と友達になれる。」「就職や検定試験で必要だから。」「海外旅行で英語を使ってみたいから。」「洋画や海外ドラマを字幕なしで楽しみたいから。」
もちろん私にも上のような理由はあります。大切なことは、そこに「好き」という気持ちがあるかどうか。
英語を学習している人はたくさんいます。
今やオンラインが主流ともなってきた時代、SNSには英語強者が溢れています。
「自分の周りには英語に熱心な人はいないけどTwitter上にはこんなにすごい人いるんだと圧倒されました!」とツイートする人もいます。
人から刺激を受けることは大事です。
でも、気づいたら「よしがんばろう」という気持ちから、「〇〇さんはすごいなぁ。」「自分なんてまだまだだなぁ。」自信をなくしたり、卑下したり、落ち込んだり。
他者と比べることが主流となっていないでしょうか?
出来る人を目指すと辛くなります。上には上がいるからです。
勉強ですから出来るようになるのを目指すのは当たり前として、 その前提には「好き」があるでしょうか?もしくは、忘れてしまってはいないでしょうか?
これを掘り起こすことが大事で、それがないと勉強は苦しくて続けられないです。
英語学習を挫折してしまった方は、恐らく経験があることではないでしょうか。
他人との比較、自己嫌悪、焦り、不安。
それらは「出来る人」にならなきゃだめだ、という自分の自分へのプレッシャーにほかならないと思うのです。それを払拭していけば、もっと好きになれる。もっと楽しく、英語勉強できる。
辛い勉強、もうやめませんか?