TOEICの「勉強法」に悩む
TOEICの「勉強法」に悩む人は多いと思います。悩みの根本は基本的には、ふたつ。
1. どの教材から手をつけていいかわからない
2. 1をどう使えばいいかわからない
そこに3が加わるような気がします。
3.どうやって本番の公開テストを解いたらいいかわからない
1と2は種類や方法がものすごくあります。レビューを見たり、誰かのやり方を参考にして解決する場合が多いと思います。でも、3はどうでしょうか。
どうやって解いたらいいかわからない、は、リスニングだったら音についていけない、リーディングだったら時間管理がうまく出来ない、などだと思います。
その悩みを解決するためには「自分が本番でどうやって解いているか」を分析する。
私の場合、リスニングでは「マルチタスクをして」「難しい内容に違いないという先入観を持って」解いていたわけです。
じゃあ、それを改善すれば、本番でよりよい解き方が見えてくるのではないか?と考えました。
星の数ほどある教材や勉強方法を目の前にして途方に暮れるよりも、今の自分の解き方スタイルを見直す方が、問題点はすぐに見つかります。
さらにそれを解決する方法も、その逆のことをすればいいわけですから、意外とすぐに見つかります(マルチタスクをしない!先入観を持たない!とまず決める)。そしたら、それを実践するにはどうしたらいいか?を考えていくわけです。
それが「勉強法」。実際に問題を処理している間、脳内の動きは誰にもわかりません。何を思い、考え、感じながら解いているかの「感覚」がわかるのは自分だけです。
世の中的に言われる「効果的」「効率的」な勉強方法を探るのも大事ですが、自分の「解き方」をもう一度見直してみてください。きっと糸口は見つかるはず。
同じことを繰り返しているうちは、成果は出ません。
そこを打破していくところに面白さがあるし、それが出来るのはあなた自身です。