計画倒れを防ぐ
休みの日って、嬉しいですよね。
貴重な時間、有効に使いたい。そう思うのは当然です。
でも、時間があるときの方が勉強できなかったり、思ったように捗らなかったりしませんか?
私はそうでした。
平日の間は「よし土日になったら〇も△も×もやって…。」と意気込むのですが、日曜の夜になってみると、「あーなんか進まなかったなー。もう1日休みほしい!」なんてことはしょっちゅうでした。
なぜか?欲張りすぎた計画を立てていたからです。
これまでの失敗例でいうと
- 10時間勉強する!
- この問題集(分厚い)明日終わらせる!
っていうものです。
TOEICの模試に明け暮れていた時期は、最初から10時間と決めてかかったわけではなく、結果的にそうなったという感じ。
でもそうではなく、時間数や問題数で計画を立てると、たいてい場合失敗してきました。
それは、自分の力量以上のことを計画するからです。
さらに、上記の2つでは計画がざっくりしすぎてて、あまり実現可能に(今振り返ると)思えません。
10時間勉強するのはいいけど、その中身が実のあるものか、が大事であって。
10時間机に向かってました!は素晴らしいかもしれないけど、その間中ずーーーっと集中していたかどうかは別です。もしかしたらSNSやったり、ぼーっとしたり、うとうとしたり。
そういう時間があったら、10時間からマイナスすべきです。
しかも自分のことだから、そういう時間がどれくらいあったかはおそらく正式にはカウントしていない。
で、休日の終わる頃「10時間やるつもりだったのにできなかったなー。」ってことになるわけです。
問題集の場合も同じです。
休みの前はやる気があるもんだから張り切るものの、いざ取り組み始めたら、まだあるのか、まだあるのか、と途中で息切れするのは必至。でもまた休み前になると同じことを繰り返す。
こういう時期があり、正直苦しんでました。
今は、無謀な計画を立てない!ことをモットーに具体的な計画は次のように立てています。
- 1つのものは45分~1時間で、どんなに途中であっても切り上げる。
- 問題集は、できるだけ薄いものを選ぶ(TOEIC模試などは別)。
つまり、短時間、さくさくできる=ストレスにならない。これを主眼に計画を立て実行しています。
上のやり方でやると、これやろうと思っていたことがほぼほぼ想定どおりに全部できます。かつ、たくさんのことができます。短時間、かつ量少な目にしているからです。
張り切る気持ちは、すごくすごくよくわかります。
時間があるからたくさんやりたい。いっぱい時間使いたい。
でも、現実はそうならないことが多いです。人間だから、疲れるし集中力も切れます。
だからこそ、自分の力を過信しない。こんなにできる(はず)と思わない。
これぐらいにしとこう、で、余力があってそれ以上できたらラッキー!
そんな気構えでやる方が、時間を有効に使えます。