英会話は試合

 

突然ですが、子どもの頃習い事を色々していました。

ピアノに始まり、スイミング、お習字、そろばんetc

子ども時代に限らず、スポーツや音楽って、割とハードル低くチャレンジできますよね。

大人であっても気楽に始められるというか。

英語もそのひとつだと思うのですが(特に今の時代はネットの発達もあってなおさら)、スポーツと違って挫折してしまう人も多いし、自信ない人が多い。

なんでだろうと考えてみたところ、意識の問題かなと気づきました。

 

多くの日本人にとって、英語=英会話=人前(相手の前で)自分の英語を披露しなければならない=恥ずかしい!

こういう意識が働いているんじゃないかなと思います。

もちろんそうじゃなく勉強している人もたくさんいますが、あくまで印象として。

英語=英会話という図式をいきなり作ることで英語を学ぶ、または趣味とすることのハードルをめちゃくちゃ上げてるんじゃないかな、と。

 

英会話は、試合です。

相手があることなので、どんなボールがくるかわかりません。

英語の勉強!と意気込んで英会話から始めるのは、素振りもしないでいきなり本番に臨んでいるようなものです。

素振り=英語で音読、シャドーイング、暗唱、独り言etc

これらをやらずして、会話ができるはずがありません。

そして素振りの前段階としてあるのは、単語、文法の基本を押さえておくこと。

その段階を踏んで、初めて英会話にチャレンジするのがいいです。

最近は手軽に安価にできることもあり、オンライン英会話が人気。

広告にだまされてはいけない。

日本語でも、初めての人と会話するのって大変ですよね。

何話そう、どう話そう、どんなこと相手は言ってくるかなって、めちゃくちゃ気遣いするし、言葉や内容選びます。

それが英語だったら、もっと難解になる。

いくら相手が先生でこちらがお金払っているからと言ったって、英会話だって会話は会話。

人との関わりなので、エネルギー使います。それを、いきなり準備もせずやるのは無謀すぎる。

 

英会話力は、英会話スクールやオンライン英会話を使わなくても、ある程度伸ばせます、独学で。

むしろ一人でやったほうがいいです。

ろくに話せない段階でオンライン英会話に挑戦しても、結局言葉につまってしまうし、先生に会話の主導権を持っていかれます(私は実際そうでした)。

記事を読んだり、というテーマもあると思いますが、自分で音声や記事探して練習することはいくらでもできます。

もちろんオンライン英会話にはメリットがたくさんありますし、私も結構長くやっていたのでわかります。

が、とりかかる時機(時期)は選ぶべきということです。

 

焦らなくていいです。

周りがみんなやってるからといって、そこに乗っかる必要はないです。

まずは素振りを十分にしてから試合に臨むほうが、より濃く、充実感いっぱいに英会話を楽しめます。