語学学習は地味の極み
「英語や多言語を勉強しています。」って言うと、必ずと言っていいほど
「すごいですね!」
「かっこいいですね!」
のようなことを言われます(美容院での雑談中とか)。
でも、このブログをご覧になっている皆さまはお分かりだと思います。
語学学習が、そんなに華々しいものじゃないことを。
未知なる言葉との出会い、基本単語の大量暗記、パズル解くような文法構造の紐解き、口になじむまでひたすら練習と実践。
これが、基本的な学習ですよね。独りで黙々とやるのが原則。楽しい外国語会話が心から楽しめるようになるのは、映画を字幕なしで観られるようになるのは、もっとずっと先。
学習者は皆その過程に必死で向き合っています。
「語学=楽しみながら容易にできる」と思われがちですが、その本質はまったく違うところにある。ただ自分の知識を深めるだけ、ただコミュニケーション力をつけるため、だけじゃない。
語学を通じて人の気持ち、生活スタイル、文化を理解することで、誰かの役に立ち、世界に貢献できることが見えてくる。そう信じています。
だから私は語学に夢中になり、今日もせっせと励んでいます。
この、終わりなき地味な作業に。