全力で勉強する

 

私はTOEIC950前後の頃、とてももやもやした思いを抱えていました。

公開テストを受けるたび、スコアは一進一退。上がって下がってを繰り返し、次こそは、と意気込み。いつも同じパターンの行動に、辟易していました。まーた、同じことやってるよ、私…って。

 

「今、全力出して勉強していないからこういうことになるんだ。」

マンネリ化した日々と自分に半ば呆れていた私は、ふとそう思いました。

そうだよ、そう。今ぬるま湯状態で、何となく勉強して何となくテストを受けているから、同じところから抜け出せないんだ。そして公開テストのたびに一喜一憂の繰り返し。これじゃ一生満点に届かない。

 

この思いが起爆剤となり、1日5模試などの高負荷トレーニング、圧倒的な勉強量が生まれました。全力でやらないから、結果が出ない。心からそう思えたその日から、勉強方法、勉強姿勢、生活態度の全てを一変しました。

朝3時前には起床、出勤前に2模試、お昼は5分ですませて残りは模試の続き。通勤時間、歩きや電車乗車時間はすべてリスニングかPart5。帰宅後も模試の続き。

平日の勉強時間は平均5~6時間、休日は13時間ほどになりました。

 

この話をすると、多くの人から驚かれます。

「いつ寝てるの!?」

「大丈夫!?」

「ストイックすぎる!」

と。

 

でも、生涯でこんな時期があってもいいじゃないですか。

ああもう自分の限界だ!と思えるほど勉強したっていう経験は、かけがえのない財産。

そして、努力は絶対裏切らない。

 

自分を変えられるのは、自分だけです。