英語力の伸びは階段状
英語力の伸びは、決してグラフでいう斜め一直線ではないです。
ぽんと上がったらしばらくその状態で歩き続けると、突然一段上がれます。
経験上、この小さなブレイクスルーは必ず体感できます。なかなか聞き取れなかったリスニングが聞き取れる瞬間、すごく時間がかかってたのに前よりぐっと早く読めるようになったリーディング。TOEICが英語学習やり直しのきっかけだった私は、問題集を解くにつれて、この「できるようになった」感覚を少しずつ掴んでいきました。
なので、停滞してるように思えても歩み止めずに踏ん張るのがいいです。止まったり逆行なんてしていません。次の段に上がるまでの平坦な道を歩いているのと同じ状況なのです。進んでいるんです。
ただ、残念なことに、それに気づかず英語学習をやめてしまう人もいます。すぐに成果が出ないことにいら立ち、もどかしく思い、やめてしまうのです。
私からしたら、それはあまりにもったいない。そもそも母語を日本語とする私たちにとって、英語は外国語なのです。そう簡単に短期間でできるようになるはずがないのです。だから、学習の伸び方は階段状なのです。でこぼこした道を、ゆっくりじっくり歩いているのです。
でも、次に上がれるタイミングは着実に近づいてきてる。続けてさえいれば。だから継続が大事なのです。亀の歩みでいい。1日1分でも1問でもいい。
階段を上がるには、歩き続けることです。そしてそれは誰にでもできることです。