耳が暇な時間を作らない

 

リスニングを鍛えるコツは、とにかくたくさん聞くことです。

ただし何でもいいわけではなく、聞いて理解できるレベルの英語、聞いたことがあるものなら何でもOK。そういう素材を自分で選び、繰り返し何度も聞く。

「TOEICのリスニングは聞けるのに、ニュースは聞けない」を克服するのに役立った手段の一つです。

聞けばペラペラになるということは絶対にありません。ただし、耳に自然な発音やイントネーションを慣れさせていくという目的では、聞き流しは有効です。でも無意識にぼーっと聞くのでは意味がないので、「聞いて理解できる」レベルのものが必要なのです。

 

1日何時間の語学学習かを振り返ると家事、移動中、寝る時は常に何か語学の音をかけているので、12時間はやっています。

流しっぱなしではなく考えつつ発話、シャドーイングして能動的に聞く作業です。耳が暇な時間を作らない。大事なことなので繰り返しますが、ただ「聞き流す」だけでは、リスニングもスピーキング力も絶対に向上しません。

「聞く」作業の中に、リスニングやスピーキング向上につながる、自分なりの工夫を織り込むことは必須なのです。そこはさぼってはならない部分だし、どう工夫すればいいかは、あなた自身にしかできないことなのです。

 

手間ひま惜しまず、しっかりやりましょう。