英字新聞は無理に読まなくていい

 

英語学習には大量のインプットが不可欠。

スピーキングをもっと上達させたい、と思ったら、必要なのは基礎文法と語彙力。特に、単語を知らなければ話すことができません。だからインプットが必要。たくさん読んでたくさん聞く。

こう書くと至極当然のように思えるかもしれませんが、そのために英字新聞等を無理に読まなくていい、ということを強く言いたいです。リーディングといえばやっぱり英字新聞で鍛えなきゃ!と思う方も多いと思いますが、背伸びして読んでみたところで頭に入ってこなかった経験はないでしょうか?

 

私は過去そうでした。TOEICのスコア700台の頃、TIME(英雑誌)に挑戦して撃沈した覚えがあります。当時紙で購読していたので、たまっていく一方でした。

記事というのは、語彙力に加え、その内容の背景知識も知らないと読めないものが多いです。日本語で書かれていても難解な内容だったとしたら、英語で理解するなんてさらに難度が上がります。実力に見合ったものを選んでいなかった…というのが反省点です。

 

それから英字新聞・雑誌に手を出すのはやめ、TOEICだけの勉強にまた戻りました。リーディングとして読むのはもっぱら Part7だけ。模試を解いていたこともあり、ひたすらそればかりやっていました。

Part7のパターンは定型が決まっており、Eメールでの問題もしょっちゅう登場します。大量にPart7を読み続けた結果、Eメールの書き方は丸暗記してしまいました。それが功を奏したのか、TOEIC SWのライティングで満点を取る(200点)という副産物も得ることができました。

 

私が出した結論は、リーディングや語彙力を上げるには、読みものは平易でストレスフリーのものでいいということ。日本語でも興味があるものは読むし、なければ読解力が上がると言われても読まないのと一緒です。

8割がた理解できて、少し骨のある文章がベスト。TOEICの文章だってもちろんいいと思っています。

 

とにかく、無理しない背伸びしない周りに流されない。

自分の力と興味に合わせたものを、たくさん読むこと。これに尽きます。