努力が足りねーんだよ。もっと勉強しやがれ。
強烈なタイトルを書きましたが、ドキっとした人はいませんでしょうか。私はしました。
この言葉はTOEICの問題集で見かけたもの。忘れもしない、数年前。990を目指そうと決めた頃だったと思います。
私、一生懸命やってる~って、自分では思ってました。でも、ドキっとしたんですね、この言葉見て。それって「どこか自分にうしろめたさがあるからだ」と気づきました。
だって、本当に本当に(事実として)必死でやっていたら、何とも思わないはず。「もっとやれよ!」って言われて、「えっ、そ、そう??」って思ってしまうのは自分であまりやってないなと認めているのと同じ。これじゃ、990取る取るって言ってるだけの取る取る詐欺。
しょんぼりしました。そして、その日からお尻に火が付いたのは言うまでもありません。
同じように考えさせられたエピソードがもう1つあります。
「TOEIC公式問題集、今すぐ解いて全問正解できますか?」
この質問は、あるTOEICセミナーで言われて。またまた、ドキっとしました。もう何度も何度も解きまくったはずの公式問題集。でも、「全問正解できる?ほんとに?」と聞かれたとき、「はい!」と即答できない。「それって、ただ回数やりましたってだけで、十分内容理解してないんじゃないの?」自問自答しました。自己嫌悪にも陥りました。
私、自分が思ってるほど勉強してないんだなと、気づかされてよかったです。
外からの言葉に反応するのは、自分の痛い所を突かれたときです。だから心に響く。
そんなときこそ、いつしか甘くなってた自分に喝を入れるチャンス。厳しい言葉は落ち込むためのものじゃなく、気づきを得る最大のいい機会。
ありがたく受け止めましょう。