スコア600前後の頃のpart5勉強法
音読を日々実践しつつ、次にやるべきこととして焦点を当てたのが、Part 5。
それは、Part 5が
・空欄補充であること=ゲーム感覚でできる
・ひとつひとつの問題が短い=得点源になりそう
という理由からでした。
最初に手をつけたのはもちろん、公式問題集ではなく…こちら(公式問題集の購入はもう少し先でした)。
ご存知の方も多いと思いますが、中村澄子さんのTOEIC本シリーズです。文庫本サイズで、購入当時はTOEIC本のコーナーにはなく、文庫本の棚にありました。
即買いしたのは、持ち歩きやすく1ページ1問というレイアウトのよさに惹かれたからです。出来たら〇、出来なかったら×を書く欄もあり、それこそゲーム感覚で夢中になって解きました。
このシリーズは多数発売されており、私は全て購入しました。
中村先生は「すみれ塾」というTOEIC専門の塾を開講されており、毎回満席御礼の人気を誇っています。
そんな中村先生の著書は、初学者の方もベテランの方も、ぜひ手に取ってみることをおススメします。
ただし、これはTOEIC「対策本」のひとつであるため、こういった問題集に取り組んだ後にやるべきことは
- わからなかった文法事項の確認
- 新しい単語を覚えること
この地道な作業を必ず積むようにしてください。
問題集の答えをただただ丸暗記して、〇〇回繰り返した!の回数自慢。それはただの自己満足です(私も過去そうでした)。
周回数にこだわらず、その問題集を「すみずみまで」理解することに、真の実力がつくための素地が備わってくるのです。
TOEICはテクニックだけでは太刀打ちできません。常に「基礎を徹底」する気持ちで取り組みましょう。
小さなサイズの文庫本1冊があなたの英語力を大きく変えてくれるかどうかは、やり方次第です。