やる気のある人にはかなわない

 

私が現在英語指導をする方の一人に、Gさんという方がいます。

彼は、これまで何度も英語のやり直しを試みてきました。

でもうまくいかず、聞けば自宅には本屋さん並みに英語教材があるとか。

海外に行く機会も仕事柄多いものの、英会話力はほぼゼロ。

勢いと笑顔で乗り切ってきたとのこと。

本人曰く「サバイバルイングリッシュ」だそうです。

 

そんなGさんですが、「このままずっと、英語にコンプレックスを感じたままでいるのは嫌なんです!と、私のところに依頼がきました。

これまで何度も挫折感を味わっているGさん。

英語力アップには階段がいくつもあるけど大丈夫かな…。

そんな私の不安は、すぐに吹き飛びました。

 

私はGさんご自身とは前から知り合いで、セミナーなどでも何度もご一緒したことがありますが、彼の英語に対する姿勢は、180度変わりました。

私が日々出す課題に対し、3倍以上のものを提出してきます。

3倍以上と書いたのは、勝手にGさんがやってくるからです。

やってくださいとも、やったほうがいいですよ、とも言ったことはないのに、自主的にがんがん勉強してきます。

私にあれこれ細かな質問や愚痴をこぼすことも一切ありません。

基本的にご自身でまず調べ、どうしてもわからない場合にのみ添削してもらえませんか、と頼んでくる。

ただただ、愚直に勉強しています。有言実行、かつ不言実行です。

宣言したからにはやる。でも文句ひとつ言わずに、ただただ、やる。

 

今はオンラインが主流のコミュニケーションになっていますが、それでもものすごい熱量感じます。

やる気が、PC画面を通じてビシビシ伝わってくる。私の方が刺激をもらっているくらいです。

 

やる気のある人には、かなわない。

何でもそうです。やる気こそすべて。

気持ちがそこになければ、心こめなければ素晴らしい作品ができないように、英語も同じ。

やる気、情熱。熱血かよ!っていう言葉たちですが、本当そう。

かっこ悪いくらいがむしゃらで、そこに向かって突っ走る熱意があることが一番成果が出る近道なんです。

周りがどうとか体裁とか、そんなことどうでもいい。

「だって、英語できるようになりたいんです!」

いいじゃないですか、わかりやすい。

そのシンプルな思いこそが、飛躍的に力を伸ばしてくれる。間違いないです。

私もそうやって英語に取り組んできたから。

 

やる気のある人には、かなわない。熱量ハンパない。

自分も常にやる気ある人でありたい。

だから今日も3時起き。勉強がんばる!