問題集はどれを使っても同じ
TOEICの問題集、溢れていますよね。
最近本屋さんに行くことができませんが、ネットでチェックすると、もうすごい数。
Amazonなんかで見てると、次から次へとほしくなったりします。
過去の私の購入履歴を見てみたら、すごいです。一時期は本当にTOEIC本だけ(笑)
新刊チェックして、レビューも見て、買って、解いて…。
でも、つまるところ、問題集は何でもいいと思っています。
平たく言うと、どれでも同じ。
書いてある内容には、さほど違いはなく、違うのは、ページ数、問題数、字の大きさ、レイアウト、本そのものの大きさ、著者etc←このあたりは好みの問題かと思います。
問題集そのものがどうとかではなく、どう使うか。
ここに、問題集が生きるか死ぬかがかかってくると思っています。
たとえば、元大リーガーのイチロー。
毎朝カレーを食べていたというのは有名な話かと思います。
その理由の真のところは明らかにされていませんが、イチローがカレーを食べているから、と朝カレーが一時期流行りました。
でも、イチローのマネをして朝カレーを食べたところで、イチローのような集中力や能力が開花されるわけではないですよね。
同じ、朝カレーを食べるという行為ひとつにしても、イチローが食事前後に何をするのか、一口何回かむのか、一緒に食べる(飲む)ものは何か、どれくらいの量を食べるのか、などは分かりませんし、イチロー自身のこだわりがあったと思うんです。
それはイチロー本人にしか分からないし、自分なりに工夫して編み出したベストな食べ方があるのかもしれません(詳細は知りませんが)。
「これ、いいのね。じゃあ私もやってみよう。」
言われたことをうのみにするだけじゃ続かないし、モノにならない。
「〇〇さんがいいって言ってるから。」とか、「新刊だから。」とか、「〇〇さんの著書だから。」などなど。そういう理由で買うのは全然かまわないです。
ただ、買った後をどう生かすかが重要。ただ与えられた目の前の問題を解いて、終わって。
「あー何回も解いて飽きちゃったなー。」「新しい問題集買おうかなー。」
このやり方では力つきません。
私も時々問題集のレビューを書いたり、おススメのものを紹介していますが、それはその問題集自体がいいというよりも、それを工夫して使い倒したことで実力を得られたから。
だからおススメしたい!というのが本音です(もちろん問題集そのものも素晴らしいのですが)。
主体的に、創意工夫して、自分なりのやり方で、問題集の使い方をとことん究めること。
どれだけオリジナリティある勉強方法を見いだせるか、は、TOEICのスコアアップに欠かせない要素なんじゃないかなって最近すごく思います。
問題を解くことは誰でもできます。
その先もっともっと踏み込んで、「これをどう生かせるか?」「自分の弱みを、この問題集でどうやって強くしていくか?」
その勉強方法が私にとっては最強だったし、これを意識して勉強し始めた頃から、スコアが一気に満点に近づいたと思っています。
問題集は、何でもいい。使い方を工夫することこそが肝!です。
このやり方で勉強していると、問題集に「飽きる」ことがなくなります。
使い方はいくらでもあるので。
飽きてしまうのは、通り一遍の使い方しかしていないから。
参考になれば幸いです。