目次
英語を勉強したくなる！モチベーションが上がるおすすめ３冊
日本人が英語を身につけるまでにかかる時間
日本人が英語を身につけるまでに、どれくらいの時間がかかるものなのでしょうか？
英語学習の目的は人それぞれです。
海外旅行で使う英語を身につけたい人、ビジネスレベルの英語力が必要な人。
それぞれの目的によって、「身につける」レベルも異なりますが、ここでは、
「英語圏の国で日常生活を送れるレベルを目指す」
と想定します。
その場合、 日本人に必要な勉強時間は2200〜2500時間という研究結果があります。
学校教育で、私たちは約1200時間ほどの授業を受けているので、 社会人になってから必要な勉強時間は約1000時間 ということになります。
1000時間達成するには、１日３時間勉強すれば約１年です。
ですが、仕事の他に一日3時間の勉強時間を確保すること自体が難しく、それを毎日続けることも、多くの人にとってそう簡単なことではないというのが現実です。
そして、どうしてもやる気がでなくて勉強しない日が続いてしまい、 気がついたら英語学習そのものを放置していた…なんてこともあるのではないでしょうか。
今日紹介する3冊は、それぞれタイプは異なりますが、
「今度こそ、本気で英語を習得したい！」
という方におすすめのものです。
もし英語学習に行き詰まっていたら、ぜひ読んでみてください。
英語学習のモチベーションを上げてくれる３冊
１ 神モチベーション 「やる気」しだいで人生は思い通り
まずはこちらです。
「神モチベーション 「やる気」しだいで人生は思い通り」（SBクリエイティブ）
モチベーションが高いときは、英語学習もとてもはかどりますよね。
それなのに、ないときはまったくやる気が起きない…
そんな悩みを抱えたこと、誰しもあると思います。
モチベーションの上げ方がわかれば、英語学習の継続も苦労しないですよね。
実は、モチベーションってあげる必要ない。
そんな衝撃的なことが書いてある本が、本書です。
「え、やる気の仕組みってこうなってるの！？」
と、目から鱗の内容が満載です。
モチベーションについてわかりやすく解説してくれているので、
「何だかはっきりしないモチベーションの正体」
これがわかれば、やる気に振り回されることもなくなります。
【Amazonの紹介ページ】
なぜか腰が上がらない。ムリして頑張りたくないし、自分なんてどうせできないし…簡単に行動に移せるようになる魔法のような「すごいモチベーションアップ法」はないの?
あります。それが、本書が提案する、科学的にメンタルを扱うモチベーションアップ法です。じつはモチベーションには、3つの種類があります。本書で紹介するのは3つめの「ギャップモチベーション」です。この方法なら、ムリしなくても精神論に訴えなくても、脳科学や神経科学、認知行動科学の力で自然にモチベーションアップします。しかもモチベーションが持続します。
決め手は、「ギャップ」を利用すること。その方法を本書では誰もができるようわかりやすく紹介しています。モチベーションを簡単に上げたり、維持できるようになると、仕事が楽しくなって、人生が面白くなります。本書は、著書『神メンタル』で大注目を集めた著者が、満を持して書き下ろすメンタル系待望の一冊です。
【読者のレビュー】
成功者の凡人の違いは「やる気」の使い方だけだった。能力の差は小さい、努力の差は大きい。誰でもすぐに取り組めて、無理せず確実に日々を変えていけるノウハウが詰まっている。特にこれからビジネスを始めたい方やイマイチ自分の成長を感じられていない方におすすめしたい本です。
やる気のコントロールを明確にした本です。漠然と生きていくだけでは考えもつかないような内容が多く、その上ややコミカルで実践したくなるような面白い内容が多いです。
２ 世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法
続いてはこちらです。
「世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法」（KADOKAWA）
著者である斉藤淳さんは元イェール大学助教授、元衆議院議員です。
現在は英語塾を経営されています。
本書が出版された経緯は、斉藤さんがイェール大学の助教授時代、
「世界のエリートたちが集まる中で、日本人だけが英語のレベルが低いという事に危機感を覚えたから」
だそうです。
そうは言っても、ここでいう「日本人」の人たちもイェール大学に留学しているわけですから、優秀であることは間違いありません。
でも、そんな彼らでも英語力は他の国の留学生よりも劣っているという事実に、斉藤さんは直面したのです。
本書からは、
「英語には正しい勉強法があることを知ってほしい」
という斉藤さんの想いが強く伝わってきます。
正しい勉強法で勉強すれば、
「日本人の英語のレベルは低い」
なんて言われることはなくなるということ。
実際にイェール大学で中国語専攻していた日本人留学生は、１年で中国映画の内容が7割ほど理解できるようになったそうです。
正しい勉強法で語学を勉強したら、１年でそれだけ成長するということを示してくれています。
本書では、イェール大学での英語教育の取り組みも紹介されているので、とても参考になります。
【読者のレビュー】
語学は基礎を繰り返し行わなければネイティヴ並みの語学力は身に付かない。この書籍ではアルファベットの発音や記号の発音がいかに大事であるかが分かる。殆どの日本人英語学習者がこの基礎をすっとばし、単語やフレーズと文法だけに労力を浪費し、結局は「通じているつもり」の低い英会話能力しか得られていない。この書籍は私にとっては英会話界の「金持ち父さん」と思っている。
英語塾の先生が書いた本ということで、中学生・高校生向けの書籍と誤解されるかもしれませんが、大学生・社会人向けに使える内容となっています。まず、どうやって、英語の勉強を始めたらいいのか？ と疑問にもったら、一度手にとってもらえると、いいと思います。
３ 難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください！
最後は、英語学習のモチベアップに直接つながる１冊です。
「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください！」（文響社）
本書は、著者お二人の対話形式になっています。
英語ネイティブのスティーブ・ソレイシィ先生と、TOEIC300点台の編集者の日本人男性。
英語のプロと、英語初心者とのやり取りが展開されていきます。
対話形式というだけでも読みやすいのですが、先生の説明も英語初心者に向けたものなので、わかりやすいです。
「大切なのは意志を伝えること」
このことを熱く語ってくれるスティーブ先生。
「英語はいくらでも間違っていい」ということではなく、正確性はあとで身につければよくて、まずはビビらずに口から英語の文を出すことを優先して、話す感覚を身につけたほうが、はるかに上達が早い
（「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください！」より引用）
本書を読んでいると、いかに日本人が恥を気にして言葉に詰まってしまうかよくわかります。
学校英語では文法理解や単語の暗記がメインだった人は多いはず。
そして大人になってから、
「英語を話せるようになりたい」
という気持ちはあっても、頭はぐるぐる…。
「うまく話せない＝恥」
が定着して、いつまでも踏み出せなかったり、コンプレックスを抱えてしまったままだったり。
まさに、日本人あるあるですよね。
本書はそんな不安を解消してくれます。
日本語っぽくても、カタコトだったとしても、想いがあれば、伝わる。
英語は、
「最低限のコツ＋楽しむ軸」
があれば上達する。
実践的な勉強法も満載で、英会話をやりたくなる１冊です。
【Amazonの紹介ページ】
「これからは英語を話せないといけない」そう言われて、いろんな教材にチャレンジしてきたけど、結局話せるようにならなかった、という経験をしたことはありませんか。NHKラジオに出演中のネイティブ講師「スティーブ・ソレイシィ先生」は、初心者でも本当に英語が話せる方法を教えてくれます。
また、本書は
僕「中学校の英語も覚えてないですし、TOEICも300点台ですけど、僕でも英語を話せるようになりますかね……?」先生「大丈夫! TOEICの勉強をいくらしたって話せるようにならないから。僕が本当に話せる最短ルートを教えるよ」
こんなコミカルな会話で展開しますので、英語を話せる方法が笑って学べる一冊になりました。もう間違った方法で英語を勉強するのはやめて、本当に話せるようになりませんか!
【読者のレビュー】
仕事で海外の人たちと接することが増えてきました。そのため英語を学び直したいと思ってこの本を手に取りました。ごく簡単な表現でも通じること、話す機会を増やすことがまず一番ということに勇気をもらいました。ソレイシィ先生ありがとう。
いくらtoeicや英検の勉強をしても全く話せるようにならなくて、この本を読んだのが2年前。スティーブが言うように実際に2年間オンライン英会話(約1,000時間)をやってみた。結果、自分でも信じられない程話せるようになった。今ではネイティブでよほどの早口でなければ会話に全く支障がないほどになった。
いかがでしたでしょうか？
何よりも英語学習に時間を割くのが英語力上達の近道であることは間違いありませんが、勉強を続ける中で不安になったり、モチベーションが下がることは、誰にでもあることです。
そんなときは、あまり無理をせず、今回ご紹介した本を開いてみてください。
きっとたくさんの気づきと発見があることと思います。
少しでもご参考になれば幸いです。
ここまでお読みくださりありがとうございます😊
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１対１のコーチングも承っております。
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