TOEICスコアアップの肝
私は、TOEICのスコアを順調に上げてきました。
正直なところ、950に至るまで、下がったことがありませんでした。
でもそれは英語力がもともとすごくあったからとかそういう理由ではなくて。TOEICへの執念だけでもなくて。心持ちの問題だったと思っています。
常にスコアを上げるために、徹底的に自己分析を行ってきました。
たとえばリスニングが全然できなかったときは、
- なぜ、聞き取れないのか。
- どのPartのどういうところが苦手なのか。
- どうすれば聞けるようになるのか。
原因をまず探り、対策を考える。
じゃあ、聞けるようになるために、
- ゆっくり聞いてみる。
- 発話、音読してみる。
- ディクテーションしてみる。
そうすると、また自分の不得意なところ、やりづらいところがわかってくる。
どういうところで自分がつまづくかがわかり、さらにそこに特化した練習をする。そこに、技(テクニック)も加えていく。
たとえば、リスニングだったら和訳を全部先に読んでしまって、ある程度Part4に出そうな流れを掴む。
模試で聞き取れなかったとしても、パターンを理解していれば、「ああこういう流れだなきっと」と、推測力で回答することができる。
こんな感じです。
原因を探り、課題を見つけ、それに見合ったことをする。そこに一点集中する。
スコアを上げたい!といって〇か月で速攻スコアアップ!みたいなものにすぐ飛びつかない方がいいです。
情報を探す前に、自己分析するほうが先。なぜなら、情報がたくさんあると人は迷うからです。
迷わないようにするのが大事。
こういうのいいよ、あの方法もいいよ。巷には勉強方法の情報が溢れかえっています。
意気揚々と探しに行っても、情報の渦に巻き込まれて、結局、「なにからやればいいの。」ってことになってしまいます。私も経験があります。
そうならないためには、今自分に何が必要かを自分で見極めないと。
それは自分にしか分からず、自己分析しか方法はありません。万人受けする勉強方法は存在しないんです。
「これやっといた方がいいかな…。」「後で必要かもな…。」こういうものは、全部切る。
今の自分に必要なもの、やりたいものを感情優位で考える。
そうすると、自ずとやるべきことが見えてきます。これを私は「心の断捨離」と呼んでいます。
こんまり、こと近藤麻理恵さんじゃないですが、「ときめくもの」を心に残すためには、まず捨てる。
迷わない自分になるために。