隣の芝生は常に青い
今、TOEIC学習者はとても多いので、新しい教材が出回ったり、あれもいいこれもいいとお勧め勉強法が出回るのは日常茶飯事です。そういう情報を知れば知るほど欲しくなる…。もちろん私もそうでした。
おかげで、問題集や模試はどんどん増える。アマゾンからは3日に1度はお届け物がくる。もちろん手元にきたものは全部やってはいましたが、やりこめていたかと言われると自信はありませんでした。
何度か解いてみては「答え覚えちゃったし」「もう飽きたし」とどこかで思い、先に書いたように次々と新しいものに手を付けていきました。
それだけ問題集を持っていたら、さぞかし力もついて満点に近づいただろうと思われるでしょうか。
それが真逆でした。スコアは上がるどころか下がったり停滞したり。スコアが上がらない負のループにはまったような時期が、半年以上続きました。
原因はシンプル。ちゃんとやりこまず、きちんと復習せず、で問題と向き合っていたからです。周りの情報や新しいものに振り回されていた、というのが現実でした。
そこから抜け出せたのは、やっぱり復習の重要性を身をもって知ったから。これからやるものよりやったもの。事後処理きちんとせねば先に進めないことを、TOEIC公開テストで撃沈するたび、心のどこかではわかっていたからです。
隣の芝生は青い、は永遠に変わりません。新しいものや人が勧めるものはよさそうに見えるのです。
それ振り切り今やっているものをまず続けましょう。
私が満点を目指そうと志してから、その後のTOEIC950の停滞期から抜け出せたのは、問題集を3つに絞り込んでからでした。教材は少なくていいのです。大事なことはとにかく復習。理解不足の補填。
色々な外的要因に振り回されてはいけません。
直感と経験信じ、厳選しましょう。