準備8割本番2割

 

師匠から、講義の準備に関して次のようなことを伺いました。

「1時間の録音を取るのに、3日以上の準備が必要になります。準備しているように見えないのかも知れないのですが、語源のチェック、発音記号のチェックなど、たくさんやることがあり、それらをノートにメモしつつ、行います。iPadとiPhoneとパソコンと3台同時に録音して、失敗がないようにしたりもしています。」

 

何事も準備がすべて。準備8割本番2割。いつも心に留め置いていることです。

TOEIC公開テストでも、本番2割の力でパーフェクトを目指すには、そこまでに8割、いやそれ以上の準備をしてきたかがものをいいます。

練習で出来なかったことが、本番でいきなり出来ることはほとんどありません。

晴れ舞台の日を迎えるまでに、冬眠とも言えるような、とにかくコツコツコツコツとやっていくこと。

誰にも見られていないところで、音読したりリスニングしたり、隙間時間にPart 5を解いたり。

その地味で地道な瞬間の積み上げこそが、本番で一気に花を咲かせる種となります。

結果がほしいなら、結果を夢見つつ、それに向けた準備を怠らない。

一気にではなく、時に休みながら。でも、やめてはいけない。

 

1日1ミリでも、続けていくこと。

これに勝る勉強法はないと信じています。