TOEIC Part7を得意にする鍵

 

TOEICリーディングセクション(つまりPart7)を得意とするためのポイント。

  1. ゆっくり読めばわかる
  2. ゆっくり読んでもわからない

まずこの二択です。

どちらですか?

1であれば、単語や文法は基本押さえてあるはず。OKです。足りないのは読むスピード(後述します)。

2であれば、単語か文法にまだまだ抜け落ちがあるはずです。

さらに細分化します。

2のうち

2-1. わからない単語がたくさんあって、読めない

2-2. 単語はわかるが、構文が取れないので文章の意味がわからない

2-1であれば、相当語彙力が不足しているので、単語を覚えること。

2-2であれば、文法に苦手分野があるはずなので、そこをつぶすこと。

続いて、1の場合、読む速さを上げることがポイントになってきます。

でも、どの文章も同じ速度でしょうか?

たとえば私の場合、アーティクル(新聞記事)問題が大大大嫌いだったので、短い文章であっても、異常に読むのに時間がかかっていました。シングルパッセージであっても!です。

むしろダブルパッセージのほうがさくさく解けたりして。文章量はそちらのほうが断然多いのに、です。

つまり先入観が相当にあったわけです。

「うわ!新聞記事きたよ…。」「やだよ…読みたくないよ…。」「難しそうだよ…。」

もうこれじゃ、読む前から敵前逃亡状態です。びびりすぎて、読めるものも読めない。結果、読むのが遅くなるということ。

そこに気づいてからは、鬼のようにアーティクル問題練習しました。

苦手だと思うからだ!と自分を奮い立たせ、問題の構造を分析し、問をよく読み、また解く。

やっていくうちに「そんなに大したことないじゃん。」「怖がりすぎてたな。」ということに気づきます。今では得意分野です。

 

なので、読むスピードを上げると一言でいっても、やり方は丁寧に見極める必要があります。

自分が読解において「何が」「どういうことが」苦手でどういうものを読めばいいのか。

ここ考えてから特訓するようにしないと。

ただただやみくもにTOEICの問題集解きまくったり、英字新聞だ!小説だ!と、やたらボリュームがあるものをとりあえず読むのは本末転倒。

量は大事だけど、それ「だけ」に囚われては読解スピードは思うように上がらず、また公開テストで撃沈することになります。

 

TOEICはテストですから、ふだんの勉強に加えて(これが一番大事)、戦術と戦略、そして緻密な自己分析がものをいいます。

Part7、今でば大好き&大得意です。