心の断捨離
突然ですが、漫画を読むのが大好きです。
ジャンルは、少年・少女漫画、歴史モノ、スポーツ系などなど割と何でも。
最近はめっきり読んでいないのですが、小・中の頃はとにかくよく読んでました。
小学校低学年の時に、ベルサイユのばらにめちゃくちゃはまりました。
テレビ埼玉で、昔の再放送やっていたからです。愛蔵版みたいな大きなのを買ってもらって、夢中で読みました。
で、まだ低学年だったので歴史的背景はよくわからず、難しいところもあったんですが、ストーリーとキャラクターに引き込まれて、何度も何度も読みました。
台詞も覚え、どのページに何が書いてあるかも覚え、フランス革命の歴史をたどり、著者にファンレターも書き、いつかフランス、ベルサイユに行くんだと心に誓い、実際2回フランスには行ってきました。
池田理代子(著者)の作品は、ほぼすべて持っています。
その後、「オルフェウスの窓」にはまり、(ロシア革命をメインにおいた話)ロシアにもいつか行くと心に決め、大学では第二外国語にロシア語を選択し、2年生の冬休みにロシアにも行ってきました。
ものすごい熱量です。
好きなものに情熱傾けるってこういうことなんだなと、自分のことながら、あらためて思いました。
私がTOEICに情熱傾けた時も同じ。
あんまり深い理由はないけど、ひょんなことからどっぷりはまり、
もっともっとと深みにはまっていった…。
好きこそものの上手なれ。
だからどんなにスコア上がらなくて苦しくても、やめようとは思わなかった。本当、ばかみたいに、ただ好きだったから。これが最大の理由です。
今このブログを読んでくださってる方は、TOEIC、好きでしょうか。
ちょっとでも好きな気持ちがあれば、たぶんがんばれると思います。
でも苦しさしかしそこになかったとしたら、いったんお休みするのもありかと思います(やめることを勧めているわけではないです)。
迷った時の判断基準です。
物事を続けるか否か。それが、命や生活に関わることなら話は別です。好き嫌いで選んでる場合じゃない。
でも、そうじゃないとき。ある意味趣味のひとつとも取れる、語学の勉強を続けるかどうかは、好きか嫌いかの判断で決める。
「やっといた方がいいかな」「将来役立つかも」なんて中途半端な思いは捨てて、感情優位で考える。
迷いながらやっても力はつきません。どれだけ熱量注げるか、だけ考える。
今、英語以外の多言語も勉強している最中です。
正直、わからないことがある時は苦しいです。頭ショートしそうになります。
でも、やめません。苦しいけど、それがわかればもっと楽しくなるってわかってるから。先にある快適さを求めてるから。
これは純粋に今好きっていう気持ちだけじゃないかもしれないけど、自分が思い描いた理想を手に入れたいから。
これはTOEIC990を目指していた時とまったく同じ。
今高嶺の花に思えるものも、必ず手中に収めるという意思があるから。
闇雲に続ける前に、過ぎていく日常をそのままにせず、少し立ち止まって。
迷った時は、心の断捨離をしましょう。
理屈じゃなくて感情優位で。考えるじゃなく、感じる。
大きな発見があると思います。