TOEIC990を取るのに絶対必要なもの

 

私が考える、TOEIC満点に必要なものは、次です。

 

・2時間の緊張感に耐えうる精神力

・全問題への細心の注意と瞬発力

・日頃の勉強での自己分析・課題発見と早期修正

・長期戦への覚悟

 

英語力以外に、上の4つは絶対に必要です。これら全てが重なり合った時、満点を取ることができます。

 

TOEICは英語力のほか、人間力も求められるテストです。「人間力」という表現がしっくりくるのかはわからないけど、とにかく精神的なタフさや緻密さが要ります。

薄々、気づいていました。英語力だけではない、何かが必要なことに。

もがいてももがいても満点になかなか届かないのには、きっと英語の勉強「以外」に何か要因があると。

 

振り返ってみると、思い当たる節は多々ありました。

とにかく勉強時間を確保せねば、と焦り勉強していた日々。睡眠不足がたたり、あろうことかリスニングで寝落ち(Part2がぼろぼろの結果に)。

タイムマネジメントがうまくいかず、残り数分なのにPart7が終わらず、心臓がバクバクして英文が全然頭に入ってこなかったこと(ただただ、文章を目で追っているのみ)。

「あーこのタイプの問題ね、はいはい。」と、Part5でろくに読まずに選んだ問題で凡ミス(単純な品詞問題だったのに)。

とにかくたくさん問題を解きまくれば、多くの時間勉強すれば、必ず満点を取れると思っていたこと(いわゆる力技)。

 

上のような要素が、これまでTOEIC公開テストを受ける、又は普段の勉強の中で往々にしてありました。

見てみると、どれも英語力とは関係ないものばかりです。すべて、自分の中で調整・改善できることばかり。

 

これが、TOEIC満点達成のための最後の1ピースだったのです。

 

今でこそ、満点を取った後だから冷静に振り返ることができますが、当時、渦中にいる時はそんなことには微塵も気づきませんでした。無我夢中、とはまさにこのことです。

 

TOEIC満点は、一朝一夕のやっつけ仕事では手が届きません。

スコアアップをするのと、満点を取るのは、まったく別物です。スコアアップはまだ後ろに伸びしろがありますが、満点はTOEICの頂点です。そして、ほとんどミスを許されることがない。それだけ緊張感のあるスコアなのです。

英語力以外に求められる要素。要約すると、時間管理、緻密さ、集中力、そして覚悟。

常に念頭に置いて学習すれば、自分自身の勉強姿勢や生活態度が徐々に変わり、必ず満点を取得できると信じます。

 

私が、満点を取得後違う景色が見えたのは、きっとそのせいです。

何かに「認められた」感がすごく強かった。

単に問題を(ほぼ)全部できた、ということから得られた達成感ではなかった。

これまでの自分の勉強方法や生活スタイル、TOEICにかけてきた情熱etc…。すべてを認められた、受け入れてもらえたような気がしたんです。

 

だからこそ、私にとってTOEIC満点はものすごく価値あるもの。

 

これからTOEIC満点を目指す皆さまを、心から応援します。