モチベーションは上げるものじゃなく、勝手に上がるもの
自分の英語力がどれくらいなのかを確認する方法があります。
それは、英語のテストを受けることです。
英語力をテストの点数で測定することについては、賛否両論あります。
「英語力は数値化できるものではない」
という意見に対し、その考えも一理あるとは思います。
なぜなら、英語は言葉ですから。
時代によって使われる表現や単語だって変わるし、普遍的な、絶対のものではないからです。
それでも、私は英語のテストが好きです。
だからTOEICにはまった、というのもあります。
やっぱりスコアが上がれば単純に嬉しいし、次もがんばろうって思えます。
むしろスコアの数字が上がったり下がったりするからこそ面白く、やりがいも感じていました。
このあたりの感覚は、スポーツやダイエットに似ているところがあります。
そして何より、数字を示されると
「自分の今の実力を認めてもらえた」
ような気持ちにもなるからです。
同時通訳者である國弘正雄さんも、次のようにおっしゃっています（以下斜体部分引用）。
「成績が”点数でわかる”英語の試験を”ぜったい”受けてください。
自分の実力の動きを客観的な数字で把握しておくことは
極めて大切なことです。これが自分に対する励みにもなるのです。」
とても説得力あるメッセージではありませんか。
通訳の神様とも言われた國弘さんがおっしゃるからそう感じる、というのもありますが
「自分に対する励みになる」
ことは間違いないと思います。
それこそが、モチベーションを保つ一つの方法だと思うのです。
実はモチベーション（やる気）は、自分で
「よいしょ、ちょっと上げてみるか」
といった具合に上げられるものではありません。
実は、やる気というものは自分の意志ではコントロールできないそうです。
勝手にやる気になったり、そうでなくなったりする。
じゃあどうしたらモチベーションを上げられるのか？
外の力を借りることです。
やる気は、ある意味感情と一緒です。
喜怒哀楽と同じ。
つまり、外的要因によって変えられるのです。
たとえば、感動的な映画を見たらジーーーーんときて、涙が流れますよね。
あっという間に感情移入して、気持ちがのめり込みます。
始まる前までは、ポップコーン買ったりしてわちゃわちゃしてたのに、です。
人間の感情なんて、そんなものなのです 笑
すぐに上がったり下がったりするもの。
それなら、英語に対するモチベーションも、自力でコントロールできないなら、外の力を借りようじゃありませんか。
「次のTOEIC受けよう」
「次の英検受けよう」
「次のテストでは○点目指そう」
そう決めると、気持ちが引き締まり、やる気が高まります。
道中もちろん、モチベーションは上がったり下がったりします。
でも
「やってみよう」
「やってみたい」
「なんとかして達成したい」
という気持ちで決意したはず。
そのときのことや、実現したときのことを思えば、またやる気もわいてくることと思います。
英語のテストは、巷で批判される程悪いものじゃないのです。
批判する人たちがいるのは承知ですが、がんばっている人たちのことまで批判してほしくないな、というのが正直な思いです。
何に対してであれ、全力で向かう人はカッコいいからです。
英語のテスト、受けましょう。
どんどんチャレンジしましょう。
これからも私は英語のテストがずっとずっと好きだし、それに向かってがんばる人を心から応援していきます。
少しでもご参考になれば幸いです。
ここまでお読みくださりありがとうございます😊
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