【必見】TOEIC学習のマストアイテムはこれ!

 

TOEIC公式問題集との出会い

 

TOEICの勉強をされている皆さん、

「TOEIC公式問題集」

はお持ちでしょうか?

「そんなの当たり前だよ!」

というお声が飛んできそうですが 笑

 

私は、TOEICに取り組み始めたばかりの頃、公式問題集をすぐには買いませんでした。

というか、その存在を知らなかったのです。

最初に買ったものは音読や文法書関係の教材でした。

そして、そこから他社のTOEIC絡みの問題集へと走ります。

おそらく、公式問題集の存在を知ったのは、TOEICを受け始めて、数か月後のことでした。

なので、初めて公式問題集を解いたとき。

そのときの感動といったらありませんでした。

「こんなに本番に近い問題集があったなんて!」(←当たり前)

「私がこの前、間違えたのと似たようなのがある!」(←当たり前)

いちいち感動したとともに、

「もっと早く買っていればよかった~!」

とも思いました。

 

TOEIC公式問題集、ここでは

「公式TOEIC Listening & Reading問題集」

になりますが、これは、本番形式のテストを中心に構成されている問題集として、高い人気を誇ります。

今日は、

「公式問題集を買うべき理由・おすすめのもの」

についてお伝えしていきます。

 

TOEIC公式問題集とは?中身は?

 

そもそもですが、

「TOEIC公式問題集」

とは、アメリカのTOEIC開発機関「ETS」が制作している、

「公式TOEIC Listening & Reading問題集」

のことです。

練習テスト2回分、計400問が収録されています。

本体と別冊にわかれていて、切り離して使うことができます。

掲載内容は次のとおりです。

 

【本体】

1 サンプル問題:パートごとに、出題形式についての解説とサンプル問題

2 練習テスト(200問×2回):実際の試験問題と同じプロセスで制作された練習テストが2セット

3 解答用紙(マークシート2枚):実際の試験と同じマークシート形式の解答用紙が2枚

 

【別冊】

解答・解説:問題(リスニングはスクリプト)と日本語訳、正答、選択肢の解説や単語・熟語の意味

CDトラック・特典音声ファイル一覧表:CD2枚と、各CDのトラック番号を確認できる一覧表

CDの音声やリーディングの一部音声は、パソコンやスマートフォンにダウンロード可能です。

 

本番さながらの問題を解けるだけでなく、公開テストと同じ公式ナレーターの音声を聞きながら学べるのは、大きなメリットですよね。

公開テストのリスニング問題では、4種類(アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア)の英語の音声が放送されます。

公式問題集でも本番と同じナレーターの発音を聞きながら学習できるので、より実践的です。

 

TOEIC公式問題集を購入すべき理由

 

TOEIC公開テストに一番近い

 

公式問題集を購入すべき理由は、

「公開テストに出題される問題にレベル感が一番近い」

問題集だからです。

(バージョンや人によって感じ方には個人差があります)

市販の模試や非公式の問題集にも、かなりクオリティが高いものは多いですし、私自身もおすすめだと思うものはたくさんあります。

が、やはりそれらは公開テスト本番のものとは異なる部分もあります。

公開テストと同じプロセスで制作されている公式問題集は、公開テストの内容に最も近く、実際の問題傾向をつかむのに適しています。

しかも、公式問題集の紙の大きさは、公開テスト本番で用いるテスト用紙の大きさと全く同じだそうです。

(初めて知ったとき驚きました)

 

後述しますが、リスニングの音声が公式スピーカーによって収録されていることも、公式問題集を使うメリットの一つです。

公開テストのリスニング音声には、アメリカやイギリス、カナダ、オーストラリアといった発音に違いのある英語が登場します。

スコアアップを目指すなら、ふだんから本番と同じ音声、さまざまな英語の発音に慣れておくことは必須ですよね。

 

リスニングのナレーターが本番と同じ

 

公式問題集のリスニング問題は、公開テストに登場するのナレーターと同じ人です。

なので、公式問題集を使えば本番の話者の特徴に慣れることができます。

本番と同じナレーターの音声でふだんから勉強しておけば、公開テスト本番でも慌てふためくことなく、

当然、スコアが伸びやすくなるのは言うまでもありません。

私自身が、公式問題集ではなく、市販の別の模試ばかりやっていた時期がありました。

(特に初期の頃)

なので、公開テストのとき

「あれ、なんか聞き取りづらい」

と感じたこともあり、リスニングのスコアアップに伸び悩んだ経験があります。

普段使っている模試の話者の声に慣れてしまっていたからでした。

なお、リスニングの話者は、年月が経つにつれて入れ替わりがあります。

(実際、別の方に変更になったことがあります)

そして、公式問題集を購入するときには、vol.1からではなく、最新刊からがおすすめです。

昔のTOEICは聞き取りやすい発音が多かったのですが、最近のTOEICは発音やイントネーションに癖があったり、聞き取りづらいケースも増えてきました。

(これが、TOEICが難化したと言われる理由の一つでもあります)

現場で使われるリアルな英語を反映しているのだと思われますが、最新刊に近ければ近いほど、それに近い形で問題が作られているので、おすすめです。

 

明瞭な解説・重要語句と役立つ表現が豊富に掲載

 

公式問題集は解説も簡潔でわかりやすく、解いたあと、

「なぜそうなるのか」

という疑問を解消できます。

ただし、文法的な解説はほぼないため、初学者は別の文法書を使って、基礎文法は学ぶ必要があることはご理解ください。

↑これがときに、

「公式問題集は解説が甘い」

と批判される所以です。

 

もう一つのメリットは、語義が豊富に掲載されていることです。

問題文や解答に含まれる、役に立ちそうな重要語句や表現、そしてその意味をコンパクトにまとめてくれています。

それらは全てTOEIC頻出語句。

気になる語句にマーカーを最初の頃引いていたのですが、ほぼすべてに引くことになったほどです。

(ありがち 笑)

そのときにすべて暗記するとまではいかなくても、繰り返し解く際に、同じような単語やフレーズは何度も登場するので、何度か目にしたり声に出して読んだりするうち、記憶に刻まれていきます。

また、公式問題集に出てくる単語や文法事項は、公開テスト本番に登場することもしょっちゅうです。

なので、

「公式問題集に取り組むことはスコアアップに直結する」

と、自信を持って言えます。

 

付属の換算表でスコアの目安がわかる

 

公式問題集を解いた後、自分が獲得したスコアを換算表と照らし合わせると、公開テストで取れるであろう予想スコアを知ることができます。

もちろん、本番とは違う問題なので正確というわけではありませんが、

「だいたいこれくらいのスコア」

というのがわかります。

スコアを知ることでモチベーションが上がるのはもちろんですが、公開テスト前に大体のスコアの目安を知ることで、自分の弱点や集中して対策が必要な部分が見えてきます。

公式問題集を解くことで、現状の自分の英語力を分析することにもつながるわけです。

 

どのTOEIC公式問題集がおすすめ?

 

現在発売中の公式問題集

 

「公式TOEIC Listening & Reading問題集」

こちらのシリーズは、現在10冊販売されています。

「TOEIC テスト公式問題集 新形式問題対応編」

も、TOEICが新形式に変わった2016年に発売されていますので、合計11冊になります。

 

これらは2016年から年に1〜2冊のペースで発売されており、基本的な構成はすべて同じです。

どの問題集もETSが本番と同じプロセスで制作しているので、TOEIC対策には欠かせません。

(発売された年によって、問題の傾向や難易度は異なります)

 

また、公式問題集3〜10は、付属のCD音声をダウンロードできます。

タイトルに1~10の番号がついているので、1から始めるべきと思われる方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。

11冊ある公式問題集のうち、どれから始めればいいのか、次にご紹介します。

 

買うべき公式問題集はコレ!

 

第1回の公開テストが1979年12月2日に実施されて以来、40年以上経過し、公開テストの実施回数は300回を超えています。

公開テストの難易度や問題傾向は、常に変化しているのです。

なので、まず1冊を選ぶなら、傾向や難易度が現在の試験問題にもっとも近い、公式問題集10がおすすめです。

(1~10の数字が大きい方が新しいです)

 

「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10」(ETS)

【Amazonの読者レビュー】

答えを覚えてしまうくらいやり込んでも、まだまだ十分役立つのが「公式問題集」。テスト当日、会場で試験直前に野球で言うところの「バッティング練習」のようにも使えたり。満点獲得者も受験初挑戦者も、みんなが活用できる一冊です。

 

今までケチって公式じゃないものばかり買ってきましたがやはり公式に勝るものはないと実感しました。これからは公式を購入するようにします。レベルは本番と同レベルだと思いました。

 

気に入ったことは、本番の問題を作成しているETCが作成している問題集なので模擬試験としては最高なものとなっているのではないでしょうか。

 

「TOEICはここ数年難しくなっている」

「パート2の英文が複雑になっている」

といった傾向がありますが、TOEICが新形式になったばかりの頃に発売された、公式問題集1には、こういった傾向が反映されていません。

(つまり、10と比べると易しめということ)

せっかく模試を解くのなら、本番に近いものを解いた方が断然いいですよね。

なので、最新の傾向を反映した最新版の公式問題集がおすすめです。

加えて、最新の問題集を使えば、現時点での自分の実力を正確に知ることが可能です。

自分の実力を正確に知ることで、苦手分野の対策をすることもできます。

大切なのは、現状把握と分析。

スコアアップに向けて、色濃い勉強ができます。

 

ETSのホームページには、

「TOEIC® 公式教材の効果的な学習方法」

というページもあるので、参考にしてみてくださいね。

 

まとめ

 

公式問題集の特徴・メリット

・公開テストと同じプロセスで制作された問題集

・TOEICの問題傾向の把握や、自分の現状分析ができる

・最初に買うものは、最新版がおすすめ

 

公式問題集を上手に活用すれば、確実にスコアアップが目指せます。

早い段階で公式問題集を購入し、公開テストに近い問題に慣れていく。

私は公式問題集はすべて購入して、これでもかというくらい使い倒してきました。

まずは公式問題集を徹底攻略する。

これがスコアアップへの近道のひとつ、というか王道です。

 

 

いかがでしたでしょうか?

少しでもご参考になれば幸いです。

ここまでお読みくださりありがとうございます😊

 

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