公式問題集の使い方(Part7)
TOEIC公式問題集を使った勉強をするにあたり、まずPart7でやったこと。
構文をしっかり理解すること。
ストーリー仕立てになっているPart7。
解き慣れてくると「あーあれ系の話ね」みたいに、ある程度ストーリー展開が予測できてしまいます。それはそれで、解答の「当たり」をつけるには大事な要素です。
TOEICは時間との勝負。早く正解にたどり着けることは、とても重要です。
でも、テクニックを駆使できるレベルに至るまでに、まだまだやらなければならないことがありました。
英語の基礎体力をつけることです。
体力が十分でないうちからテクニックばかりに頼ろうとすると、どこかで大怪我をします。
Part7においては、雰囲気で読むのではなく「ちゃんと読む」ことがスコアアップには不可欠です。
文字にすると当たり前なのですが、きちんと出来ている人って意外と少ない気がします。
この一文はどこまでが主語で、どういう構造になっているか。主語動詞は何で、関係代名詞や関係副詞はどこにかかっているのか。代名詞は何を指しているのかetc。
これらをきちんと捕まえることに徹底して取り組みました。それと同時に、単語や熟語のチェック。
この場合のチェックは、本当に見て確認するだけです。ノートに書いてみたりもしましたが、そのノートを見返すことはありませんでした(ノートまとめについては、また別途記事にします。)。
単語だけ書くのは時間の無駄。そう思い、同じ文章を何度も読んで、接触回数を上げることにしました。
内容が分かっていたとしても、その単語までいきついたときに、その単語の意味が分かるか(覚えているか)。文脈を通じて単語を理解するには、同じ英文に何度も当たるのが一番いいと考えました。
- 構文理解
- 接触回数を上げて、理解したかを確認する。
同じ英文を何度も読むと飽きてきますので、そうなったら別の問題に移ります。
しばらく間隔を空けてから、また同じように解きます(解くというか、読む)。
Part5、6も大体同じやり方で勉強しました。
リーディングセクションにおいては、特に音読をすることはしませんでした。目で読むほうが断然早いし、私にとって目下の目標は、構文を素早くつかむことと、新しい単語を覚えていくことだったからです。
あらためて文章に起こすと極めて当たり前のことだなと思いますが、それがきちんとできているか、自分の胸に手を当てて考えてみてください。