全部読まずにPart7を解けないか

 

TOEIC初受験直後の頃。

Part1、2、5を(とりあえず)得点源にしようとしてTOEICの勉強を始めたものの、ほかのPartにも目を向けなければなりませんでした。

リーディングセクションの話をします。

リーディングも、リスニング同様100問ですが、タイムマネジメントが必要な点に違いがあります。

リスニングは、出来ても出来なくても音に合わせて勝手に進む。

リーディングは、時間配分を自分でしなければなりません。

今でこそ、解き方、解く順番、タイムマネジメントなど、色々テクニックも駆使しつつリーディングセクションを解いていますが、当時は何も考えず、普通にPart5の最初から始めていました。

そして何が起こるかというと、時間が足りない。ただこの一点張りです。

当時のリーディングスコア300~400台の私にとって、75分で100問解けるはずがありません。それができたらミラクルです。

なので、公開テスト本番でやっていたことは、当然「塗り絵」。わからないけど、とにかくマークすれば当たるかもしれないから、「とりあえず黒く塗る」=塗り絵です。

私の目下の課題は「塗り絵」をいかに少なくしていくか、ということでした。

 

そのためには、最も問題量の多いPart7から逃げるわけにはいきません。

いよいよ本腰入れて取り組む時が来ました。

そうはいっても、いきなり大量の英文を読んで解くことは不可能。そこで、序盤のシングルパッセージを中心とした学習を始めました。

Part7のシングルパッセージには、広告、アナウンス、メール、留守電メモ等多岐に渡りますが、レイアウトもポップだったり、楽し気な雰囲気のものも多いです。

まずはシングルパッセージを攻略しよう!と、しばらくじっくり取り組むことにしました。

使った問題集はこちら。

『TOEIC TEST リーディングスピードマスター』

(現在はNew Editionがありますが私が使用したのは改訂前のものです。)

特に問題集にこだわりはなかったので、とにかくPart7に特化したものを購入しました。やりやりするうちに、ダブルパッセージにも取り組み始めました(まだこの頃はトリプルはありませんでした。)。

解答解説がついているとはいえ、ダブルパッセージはまだ負荷が大きく、勉強するときは時間制限を設けず、内容を理解して問題が解ける、知らない単語をチェックして覚える、といった地道な作業を繰り返していました(こういう姿勢は、大事です。)。

でも、毎回の公開テストで味わうのは「塗り絵の嵐」。撃沈です。

そこで考え付いたことは「全部読まずにPart7を解けないか?」

ある意味姑息な発想でしたが、出来ないから致し方ない!と考えたわけです(笑)

 

これについては、別の記事でアップしたいと思います。

Part7には本当に苦しめられ、色々なドラマがあります。