必殺!?撃沈!?スキャニングを使う

 

Part7を処理する時間が圧倒的に足りなかった頃。

「全部読まずに問題を解けないか?」を真剣に考えていた時期がありました。

今思えばバカらしいとも思える発想なのですが、スコアを少しでも上げたかったので、真剣でした(その間に読解力つけろ!って話ですね)。

 

スキャニングというテクニックを使いました。

スキャニングとは、特定の情報や求めている単語だけを探すために英文にざっと目を通して、必要な部分だけを読む技術です。

例えば、広告文書の問で「このセールの最終日はいつか?」こういう場合、どこに目を向ければ正解が見つかりやすいでしょうか。

だいたい、TOEICの広告の流れだと、〇〇セール開催!大人気の✖️✖️が50%オフ!△△の試食あり!ゲストに□□さん登場!このセールは〇月✖️日、△曜日まで開催!ぜひお越しください!!のように、いつまでかというのは、最後か最初に記載があることが多いです。

なので、最後の方にいきなり目を向けて、until〜とか、曜日や日にちの単語を探します。それらだけを探すべく、一点集中です。

そこでそれらしき単語を見つけたら、即選択肢と照らし合わせて、塗る。こうすると、かなり時短で一問解けます。

ところがこのスキャニングにはデメリットもあります。

TOEICには、ときに問題文中に、注意書きや小さな字でコメントがあったりします。

先の例だと「※当初日曜日までの予定でしたが、お客様からの要望により月曜日まで延長しました。」とか書いてあったりするんですね。小さく。

そうすると、ですよ。日曜日まで!急げ!とか書いてある本文に飛びついた瞬間、既に誤答なわけです。

でもスキャニングで飛びついているから気付かない…。といったことが起こります。

でも、いいんです。最初の頃は全部読める体力がなかったから、少しでも「解けた」感を感じることがそのときは欲しかった。

そしてそのとき以来、動体視力を鍛えようとも思いましたし。学ぶことは多かったです。

 

TOEICにはときにテクニックも必要。自分で編み出すもよし、強者のテクを真似てみるもよし。

なんでもまずは試してみることが大事!と思います。