大谷翔平選手を見て思う、TOEIC満点を目指したときのこと
私がTOEIC満点を目指そうと決めたのは、スコア950を取った直後でした。
「これなら、いけるかも」
そう思って決意したものの、そこからの道のりは長く、満点に至るまで約2年かかりました。
この間にやっていたことは、模試を解きまくることでした。
理由は
・リスニングで安定して満点を取れるようになっていたから
・TOEICに出てくる基本文法、語彙はほぼ100%押さえていたから
こうなると、あとはひたすら練習のみだと思ったからです。
いかにたくさん模試を解いて、そこからどれだけ多くの新しい表現を覚えられるか。
いかに時間内に早く解けるようにするか。
とにかく量を大量にこなすことを自分に課しました。
リーディングについては、75分の制限時間であるところですが、解き終える時間を60分に設定していました。
「絶対に15分余らせて見直せる余裕を作る」
と、公開テスト本番のことを、練習の段階から常に意識するようにしました。
「公開テスト本番では、もっと迷ったり悩んだりして時間がかかるかもしれない。
だから練習段階ではより高速で処理できるようにしよう」
と。
そこからは、明けても暮れてもとにかく模試を解く日々でした。
マークシートは100枚ほどコピーし、常に3枚は持ち歩く。
模試は１冊が重いので（韓国模試は10セット入りが多い）、1セットずつ問題を分冊し、持ち歩く。
朝起きて出勤までに２模試。
通勤中と、出張の移動時間で1模試。
トータル1日３模試（200問×３=600問）をこなし、休日は早朝から夜まで通しで５模試をやる日もありました。
寝ても覚めてもTOEIC漬けでした。
模試を解いてない時間があると、そわそわ。
ちょっとでも時間があれば、移動中もすぐマークシートを引っ張りだして解く。
夏休みや年末年始の休暇の間など、まとまった時間のとれるときは、事前に工夫や根回しをほどこしておき、家事や家族との時間も最大限削って、朝から晩まで、時間の許す限りずーーーーっとTOEICをやっていました。
周りから見たら、もはや変態の域です。
でも、これを実践したからすぐに満点に直結したわけではありません。
そんなにTOEICが甘いテストではないことはわかっていましたし、だからこそなおさら欲しかったのです。
「満点」「990」という、私にとっての高嶺の花が。
だからこそ、こういう変態生活を続けられたんだと思います。
大リーグで活躍中の大谷翔平選手を見ていると、分野は違えど、同じものを感じるときがあります。
2016年オフの思い出話を、栗山監督が語られていたことがあります。
「クリスマスの夜中１時すぎに、僕にある人間からラインでプレゼントが送られてきました。
『監督、クリスマスプレゼントです。監督が一番喜ぶものです。今の大谷翔平です』。
クリスマスの夜中1時から、一人で鎌ヶ谷の室内練習場で来年のために打撃フォームを変えて、ずっと打ち続けている翔平の映像が送られてきたんです。
誰もが遊びたい、休みたいときに誰よりも練習している、そういう選手が大谷翔平でした」
…わかる、わかりみが深すぎる。
「夢を追いかける」
ことを全身で表現している姿そのものだと思いました。
自分のやっていることにとことん集中し、そんな自分にどこか酔いしれつつ、常に高みを目指す。
日々の練習の中での変化や気づきが嬉しくてたまらない。
…わかる、わかりすぎる。
と、勝手に共感と親近感を覚えています。
彼の野球に向かう姿勢、生き方そのものに共感と尊敬を抱かずにはいられません。
私も、もっともっとこれからもがんばろう。
心からそう思えます。
あなたには、全身全霊を傾けて取り組んでいるもの、ありますか？
あればそれはとても素敵なこと。
今なかったとしても大丈夫。
もしかしたらすぐ近くにあるものかもしれないし、まだ見ぬ何かかもしれません。
少しでもご参考になれば幸いです。
ここまでお読みくださりありがとうございます😊
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