英語をやり直す!と決めたら、〇〇はさっさと終わらせる

 

文法を学ぶことの必要性

 

英語の勉強をやり直し始めたばかりの頃、文法をきちんとやっていませんでした。

「高校までに習った知識でなんとかなるだろう」

と思っていたのです。

さらに、私が最初に取り組んだテストはTOEIC。

TOEICはマークシートで四択式のテストいうこともあり、正直「勘」で正解することもできます。

それが問題でした。

多少文法の知識があやふやであっても、テクニックや運を駆使して、そこそこスコアが取れたからです。

 

でも、当然ですが、そのやり方は限界を迎えました。

TOEICであれば、たとえば満点を目指すなど、さらに上に向かって進んでいくと、勢いだけでは乗り切れません。

何度やっても、文法問題を間違える。

意味がわからない文章に出くわす。

こういったことが起こるようになりました。

「なんでだろう、なんで間違えるんだろう」

当時の私は、原因をよく考えもせず、ただ自分ができないことに悩み、悶々としていました。

 

答えは簡単でした。丁寧に文法を勉強してこなかったからです。

なんとなく勢いや雰囲気だけで

「できた気」

になっていました。

そういっても過言ではないほど、恥ずかしながら、私は文法をきちんとやってこなかったのです。

だから、TOEICで満点を目指した頃であっても、スコアは上がったり下がったり。

いわゆる

「詰めが甘い」

という状態が続き、本番のテストではケアレスミスを連発。

さらに悪いことに、自分ではできたつもりでいるため、どこでミスをしたかにも気づかない。

だから同じようなところで常に間違える。

こんなふうに、負のスパイラルにどっぷりはまっていました。

そしてようやく気づきました。

「勉強時間を増やしているのに結果が出ないということは、自分の勉強のやり方に問題がある」

ということに。

そのとき初めて、恥ずかしながら、そして遅ればせながら

「文法を丁寧に勉強しよう」

と一念発起したのです。

 

「文法」と聞くと、学生時代の苦い思い出(わからない、言葉が難しいetc)が蘇る方も多いと思います。

が、文法は英語を「話す・聞く・読む・書く」上で根幹になるものです。

ここでチートしようとしても、必ずどこかでつまづき、伸び悩むときが出てきます。

なので、基本的な文法があやふやな方は、まず文法をきちんとやりましょう。

きちんとやるとは

「中学レベルの文法事項をおさえる」

ということです。

中学校3年分の文法知識と単語力で、日常英会話の80%はカバーできると言われています。

英会話指導や自分が生徒としてオンライン英会話を受けたりしても、その点はかなり納得できます。

難しい知識を詰め込むというより

「文法は、言葉を使うために必要な道具」

という位置付けで考えてみるといいと思います。

 

私が実際に使用したり、コーチングの現場で使用している教材の一部をご紹介します。

 

おすすめの文法教材

 

「中学ひとつひとつわかりやすく」シリーズ

 

『中1英語をひとつひとつわかりやすく。』(山田暢彦監修、学研プラス)

『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』(山田暢彦監修、学研プラス)

『中3英語をひとつひとつわかりやすく。』(山田暢彦監修、学研プラス)

この「ひとつひとつわかりやすく」シリーズは2021年に改訂版が出ています。

オールカラーで見やすく、1回分が約15分で取り組めるので、手軽に続けられます。

 

「英語のハノン」シリーズ

 

『英語のハノン 初級――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル』(横山雅彦著、中村佐知子著、筑摩書房)

こちらはスピーキングの練習も同時にできるすぐれもの。

初級に取り組んだときから、すっかり「ハノン」の虜になっています。

中級・上級にも取り組み、2年間毎日継続していますが、かなり歯応えがあります。

(こちら2冊についても、今後レビューしていきます)

『英語のハノン 中級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル 』(横山雅彦著、中村佐知子著、筑摩書房)

『英語のハノン 上級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル 』(横山雅彦著、中村佐知子著、筑摩書房)

 

「英語のハノン 初級」については、こちらの記事で詳しくレビューをしていますので、ご参照ください。

英語の「話す、聞く」力を底上げする方法と手順を紹介します

 

日本の英語教育は文法偏重主義と叩かれますが、文法は語学の根幹です。

特に、フランス語など英語以外の言語を学ぶようになってから、そう感じることが増えました。

例えば、フランス語のフレーズ集を勉強していて

「単語の意味は分かるけど、なぜこの順番で並べてあるのかがわからない」

ということがたびたびあったのです。

そこで

「フランス語の文法をきちんとやろう!」

と、一念発起し、文法の問題集(薄めの初心者向けのもの)を1冊仕上げました。

それから同じ文章を再度見てみたら、文法書をやる前と後では、後の方が驚くほど速く理解できました。

 

かつての私のような遠回りをしてほしくないので、声を大にして言います。

英語をやり直そうとすると決めたら

「文法はさっさと終わらせる」。

教材は薄めのもので大丈夫です。

まずは中3までの内容を網羅できるものでOK。

文法は単語と違って、果てしないほど数があるわけではありません。

単語はエンドレスと思えるほど量がありますが、

文法項目の数は限られています。

(書籍によって厚さが違うのは、説明の量が多いか少ないかの差)

だから、やり始めれば、すぐにゴールが見えてきます。

基本となる文法を押さえれば、どんな長い文もスムーズに読めるようになります。

仕事などの場面でも、誤った自己流の解釈がなくなり、英語でのコミュニケーションミスも防げます。

文法を最初に片付ければ、英語の勉強に対するストレスは、間違いなく減らすことができます。

 

さあ、文法は毛嫌いせず、顔を背けたりせず

「さっさと終わらせましょう」。

 

少しでもご参考になれば幸いです。

ここまでお読みくださりありがとうございます😊

 

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