990を取ってからのTOEIC学習法
まだ文法や語彙力が不十分だと感じていた頃は、ひとつの模試を何度も繰り返しやりこんでいましたが、990を取ってからは、ある程度コツを自分なりに掴んだので、模試を解くのも工夫していました。
やり方としては、大量の模試を用意することです。ほとんどが韓国模試です。1冊に5~10セット入っていて、大変お得です。
私がよく購入していたネット書店はこの2つです。
今は郵送に時間がかかるかもしれませんが、当時は対応が割と早く、重宝していました。
こういったサイトで10の韓国模試を入手すれば、最大で100セットの模試が手元にあることになります。
そうすると、1日2模試ペースで解いても50日かかるので、2回目同じ問題を解くころには記憶もだいぶ薄れていて、また、初見のような気持ちで解くことができます。もちろん1度解いているのでおぼろげながら覚えています。
「あーこれ迷ったんだった。」っていう問題もありますし、それがまさに復習のチャンス。すかさず「Part5満点達成ノート」にメモし、記録しておきます。
私の、「色を重ねるように」復習するスタイルはこうです。
あと、模試は重たいのでぜんぶ分冊します。それで、1ないし2セットだけ持ち歩く。解答集は、解説はハングルでまったく読めず不要なので、解答一覧だけを切り取って、問題集の最後の頁あたりに貼り付けます(セットごとに)。
リスニングのスクリプトはとってあります、もちろん。
あとはもう机に向かうとき、隙間時間を使って解きまくるだけです。
もはやスポーツか筋トレのように日課にしてましたので、全然苦痛ではありませんでした。
TOEICでハイスコアを狙うのに重要なポイントのひとつはバリエーションを知ることでもあります。
模試を解きまくることの意味はここにあると思っていて。本番の公開テストで、「こんなの知らなかった!!」っていうのを防ぐためには、それがETSの作ったものでなくても、問題のパターンを出来うる限り調べ尽くすことです。
大量の模試を解いていると、良問、悪問、難問、奇問がだんだんとわかってきますし、そのことにより、良模試、悪模試の判定もそれなりにできるようになります。
まとめると、模試の使い方としては
- 1冊をじっくり精読精聴、あらゆる角度から復習(まだ伸びしろが多く、基礎にやや不安がある時期)
- 大量の模試を解きまくり、傾向と対策を探る(スコア950以上)
↑でもこの段階でも弱点潰しの勉強は必要。
傾向と対策、には自己分析も含まれます。どちらも有効な手段です。
参考になれば幸いです。